歯ぎしりと小顔ケアに役立つボトックス治療
【歯ぎしりとその影響】
歯ぎしりは、睡眠中や日中に無意識のうちに起こることが多く、次のような悪影響を及ぼす可能性があります。
- 歯のすり減りや破折、インプラントや補綴物への過度な負担
- 顎関節の痛み、口が開きにくい、関節の雑音、慢性的な頭痛や肩こり
- 咬筋の肥大によるエラの張りや顔貌の変化
従来はナイトガード(マウスピース)などを用いた対処が一般的でしたが、筋肉の過剰な活動を根本的に抑えるには限界がありました。
【ボトックス注射の有用性】
ボトックスとは、「ボツリヌス毒素」を微量に使用した医薬品で、神経から筋肉への信号を一時的に遮断する働きがあります。 この薬剤を咬筋(奥歯で噛む際に使われる大きな筋肉)に注射することで、以下のような効果が期待できます。
【医療的効果】
- 過剰な咬筋の活動を抑え、歯ぎしりや食いしばりの力を軽減します
- 歯や補綴物、インプラントの破損を予防します
- 顎関節への負担を軽減し、顎関節症の改善に寄与します
- 慢性的な筋肉痛や頭痛の緩和が期待できます
【美容的効果】
- 咬筋のボリュームが減少し、フェイスラインがすっきりと整います
- 「エラの張り」が和らぎ、自然な小顔効果が得られます
- 治療と美容の両方を叶える、一石二鳥のアプローチです
【治療の特徴】
- ・注射後、数日〜1週間ほどで効果が現れ、約3〜6ヶ月間持続します
- 定期的に治療を繰り返すことで、安定した効果が期待できます
- 全身への影響はなく、局所的かつ安全性の高い治療法です

- ボトックスにより、歯ぎしりの治療とは?
咬筋の力を弱めることで、歯ぎしりや食いしばりをやわらげる治療です。 - 治療のメリットはなんですか?
歯やインプラントを保護し、顎の痛みやコリを軽減します。
また、頭痛や肩こりの改善、美容的なフェイスラインの引き締め効果も期待できます。 - 効果はどのくらい続きますか?
注射後、数日で効果が現れ、3〜6ヶ月ほど持続します。 - 治療の頻度はどれくらいですか?
3〜6ヶ月ごとに継続することで、効果が安定します。
【まとめ】
ボトックス注射は、歯ぎしりや食いしばりによる力をやわらげることで、歯や顎関節を守ると同時に、美容的な効果も得られる治療法です。 「歯科と美容医療の橋渡し」として、近年注目を集めている選択肢のひとつです。
【施術価格】
1回 66,000円 (税込)