金属アレルギー治療:銀歯治療は、時代遅れの問題治療

銀歯治療は、時代遅れの問題治療

銀歯が原因で発症しうる病気の数々

銀歯(歯科用パラジウム)治療とは

歯科医療で使われる「銀歯」とは、正式名称を「歯科鋳造用金銀パラジウム合金」と言い、金12%、パラジウム20%(JIS規格)、あとは銀50%前後、銅20%前後、その他からなる合金で、保険治療の詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)として、一般的に広く知られ、使われています。

しかしこの中のパラジウムは、ニッケルやクロムと共に、金属アレルギーを引き起こしやすく、アレルギーの感作率は37.9%と最も高いことが分かっています。
ネックレスなどのアクセサリーに対する金属アレルギーも最近話題となりますが、口腔内は粘膜であるため肌よりもタンパク質(ケラチン)が少ないので、唾液に溶けてイオン化した金属が血液に入り込み、体中に影響を及ぼしやすく、臓器も含め体のいたるところに症状が現れる可能性があります。

実際にドイツでは、歯科医療でのパラジウムの使用を禁止する勧告が出されており、スウェーデンでは妊婦と小児には完全に使用禁止です。 免疫力の破壊から免疫不全を引き起こし、様々な病気を発症するリスクが高く、口腔がんや舌がんが、パラジウム合金と接触する部位に発症していることが多く観察されるため、発がん性の疑いがあることも使用禁止の理由とされています。

また、パラジウム合金が溶け出し、歯肉に入り込んで刺青のように黒く変色させる「メタルタトゥー」を引き起こすことも問題となっています。

「銀歯による体と歯に対する害」について

銀歯には、水銀・パラジウムやニッケルなど有害金属が含有されており、全身的な免疫力の低下によりアレルギーの発症(免疫不全症候群)や発がんのリスクが高まります。

銀歯が原因となりうる疾病の例

【保険(銀歯)治療のメリット】

  1. 一時的な治療費が安く済む
  2. どこの歯科医院でも治療が受けられる

【保険(銀歯)治療のデメリット】

  1. 二次カリエス(虫歯が金属の詰め物や被せ物の下で再発)や歯周病になりやすい
    歯周病とは、お口の中の細菌が歯を支える骨を溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまう病気で、様々な全身疾患を引き起こす原因となる可能性があります。
  2. 銀歯は唾液で溶けイオン化し、わずかずつではありますが必ず錆びていく
    酸性食品による口腔内の酸化に加え、噛む際に金属材料に力がかかると、腐食しやすくなったり、割れや欠損が生じやすくなります。
  3. 金属アレルギーになる危険性がある
    金属アレルギーの症状は、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、頭痛、めまい、喘息など100をこえる症例の報告があります。
    特にパラジウムは、金属の中でもアレルギーの感作率37.9%と最も高く、唾液に溶けてイオン化した金属が血液に入り込み、体中に影響を及ぼしやすく、臓器も含め体のいたるところに症状が現れる可能性があります。
  4. 発がん性のある成分が含まれている
    クロム(発がんの恐れ)、インジウム(発がん性が確認)が含まれています。ドイツやスウェーデンではすでに使用禁止。EU全体もその傾向にあり、先進国では日本のみが警告もされないまま普通に治療として用いられています。
  5. 金属が溶け出しメタルタトゥーになる
    溶けだした金属イオンが葉茎に黒くしみ込んだり(メタルタトゥー)、炎症が起きやすくなるので虫歯や歯周病のリスクが高くなりますので、定期検診を怠らない様にしてください。
  6. 銀歯が2つ以上ある方は、ガルバニー電流が起きる可能性がある
    口の中に2つ以上の金属があると、金属間の電位差が起きて電流が走り、ビリっと感じたり、不整脈、頭痛、舌痛、味覚障害が起きたりすることも報告されていてます。
コメット歯科では、保険指定の金属の装着に関する治療に際し、上記メリット・デメリットを患者様に確実にご理解いただくため、書類を用い、項目ごとにチェックしながら担当医師がご説明させていただきます。 ご説明後は、患者様・担当医師双方のサインを入れ、患者様にもその文面を保存していただくようお願いしております。

 

銀歯が劣化し、中のセメントが溶け、虫歯や歯周病が進行した例

自覚無く、5年ほどが経過した結果、虫歯&歯周病&歯根破折

銀歯を除去し、強度・審美に優れた本ジルコニアに置き換え

詳細は、本ページ末の「関連リンク」を御覧ください。

症例データ Case-1
治療 カテゴリー 金属アレルギー
治療 名称 有害金属チェンジ治療
年齢 46歳
性別 男性
保険の適用 金属除去費用
おおよその費用 最高級ジルコニアセラミックス冠 
→ 自費で129,000円/本(仮歯など自費治療費も含)
他・治療リスクなど 有害金属除去の際 酸素マスク、ラバーダムなど使用のデトックスコース治療をすれば、リスクなし
症例データ Case-2
治療 カテゴリー 金属アレルギー
治療 名称 有害金属チェンジ治療
年齢 38歳
性別 女性
保険の適用 金属除去費用
おおよその費用 最高級ジルコニアセラミックスインレー(一部修復)
→ 自費で58,000円/本(仮歯など自費治療費も含)
バイオパールレジン(セラミックス入りのレジン)
→ 自費で38,000円/本(仮歯など自費治療費も含)
他・治療リスクなど 有害金属除去の際 酸素マスク、ラバーダムなど使用のデトックスコース治療をすれば、リスクなし
あなたの疲労は? 虫歯治療で詰めた銀歯が原因>>
その症状、もしかすると歯科金属のアレルギー症状かも>>
コメット歯科の金属アレルギー治療>>
≡ カテゴリ メニュー ページのTOPへ ▲