コメット 健幸塾 記事一覧 01
睡眠時無呼吸症候群 その3
今週は、「睡眠時無呼吸症候群の治療法」を紹介します。
治療法としては、減量、手術もありますが、よく使われるものには、CPAP(シーパップ)と、歯医者で作る口腔内装置があります。
CPAPは簡単に言うと、鼻や口に強めの風を吹きかけて、気道が閉じないようにする装置です。
睡眠時無呼吸症候群 その2
今週は、「睡眠時無呼吸症候群を治療しない怖さ」を紹介します。
「ハリソン内科学」という、内科学で権威のある本には
『閉塞性睡眠時無呼吸症候群は最近50年で認識された最も重要な病態』
『世界中で死亡の重要な原因の1つ』
と書いてあります。
睡眠時無呼吸症候群が日本で注目されるようになったのは、2003年に新幹線の運転手の居眠りの事件からですが、その後も、バスの運転手などが睡眠時無呼吸症候群が原因で事故を起こすニュースがしばしば取り上げられています。
睡眠時無呼吸症候群の人は居眠り事故を起こす確率は6.3倍だそうです。
睡眠時無呼吸症候群 その1
今週は、「睡眠時無呼吸症候群が身体に与えるダメージ」を紹介します。
睡眠は、心と身体の休息になり、日中の活動による疲労を回復します。
具体的に、体温調節、ホルモン分泌、記憶や感情の整理整頓、自律神経調整、免疫機能、酸化ストレスの除去、β-アミロイド蛋白(アルツハイマーの原因物質)の蓄積防止などの役割があります。
睡眠に、レム睡眠とノンレム睡眠があるという事を聞いたことがおありかと思います。
REMレムとはRapid eye movement急速眼球運動のことで、身体が寝ていて、脳が起きているので、眼球が左右に素早く動いています。夢を見ている時で、眠りは浅いものです。この時には体は深く眠っていて、身体が動かない状態なので、誤って、目が覚めてしまうと、金縛りにあっている状態になってしまいます。
健幸塾(1)最新医学で分かった「新健康常識」
分子栄養医学指導師 コメット副院長がお送りする『きょうの健幸シリーズ』(1)のテーマは、
ご高名な多数の先生方から勉強させて頂いている 情報をお分けしていきたいと思います。
「花の画像を数秒見るだけでも ストレスが軽減されるし、血圧も下がる!」
興味深いことに 花を見るだけで、しかも本物ではなく花の画像を見るだけでも、ストレスがやわらぐことを調べた研究報告(2020年)があります。
健幸塾(2)最新医学で分かった「新健康常識」
「ハンバーグなどの飽和脂肪酸の多い食品を食べると注意力が11%低下する!」
ご紹介するのは、アメリカ心臓協会(AHA)の発表です。アメリカ心臓協会(AHA)は、肉や乳製品に含まれる飽和脂肪酸をとりすぎるとコレステロール値が上がり、動脈硬化を起こしやすくなると指摘していますo さらに、こうした″高脂肪食は、集中力や注意力を低下させる″という興味深い報告(2020年)もあります。
健幸塾(3)最新医学で分かった「新健康常識」
「週1回のフライドチキンを食べると全死亡リスクが13%高まる!?」
日常的に揚げ物を食べる人が多いアメリカで、50~79歳の女性およそ10万7000人 を対象に揚げ物の摂取と全死亡率、心血管疾患による死亡率との関連を調べた調査(2019年)があります。
健幸塾(4)最新医学で分かった「新健康常識」
「人間関係を悪化させずに上手にストレスを解消する賢い方法」
コロナ禍も手伝って こもりがちな生活や閉ざされた社会の人間関係の生活に大きなストレスを感じる場合があると・・・・
すぐ大きな声を出して叫んだり、とにかく黙って自制することができず相手に怒鳴り込みをしたりというケースが増えているそうです。
結果として・・・当人もきっと望んでいないと思いますが、家庭や組織の分裂をもたらし離婚や倒産になっているケースもあるとのことです。
また自殺者も2年前と比べて約1.5倍という報告もあり、いずれにしても人間関係のストレスは、深刻な問題を引き起こす可能性が大いにあるので、なんとか解消させたいものですね。
健幸塾(5)最新医学で分かった「新健康常識」
「中高年期の男性にも更年期障害がある」
中高年期を迎え、性ホルモンが減少をすることで体に変化が現れるのは女性だけではありません。
男性ホルモンのテストステロンが減少し、さまざまな体調変化が見られます。
男性の場合、「LOH症候群(Late-onest hypogonadism)」などで「加齢性腺機能低下症」とも呼ばれます。
健幸塾(6)最新医学で分かった「新健康常識」
「納豆は、朝・昼・夕食のうちいつ食べるのがおススメか?」
今日は、地元の岐阜大学での興味深い研究結果をご紹介しますね。
世間ではよく Time is money.と言いますけれど 確かにこれもも大切だけど、それより Timing is money. が重要と これまでの人生で私は感じています。
それは、健康になるための栄養の取り方でも同じところがあるのです。
ですから効果的なタイミングを知っておくと役に立つと思いますので、身近な食材の「納豆」を例にとってお話してみます。
健幸塾(7)最新医学で分かった「新健康常識」
「運動によって筋肉を鍛えると生きる力に繋がる!」
太ももを鍛えると 死亡リスクが低下する病気があるのです。
さらに結論から言いますと「太ももの筋力が衰えると人生の歩みも止まってしまう」ということなのです。
健幸塾(8)最新医学で分かった「新健康常識」
「楽観性は、心身の痛みを軽くすることができる」
あなたはストレスフルな環境で楽観性を保てますか?
アフガニスタンやイラクなど、過酷な最前線現場に配備された、アメリカの陸軍兵士ら2万734人を対象に、楽観性の高さと、派兵後に発生した体の痛み(頭痛、腰痛、関節痛など)を訴えるかどうかとの関連性について尋ねた調査があります(20l9年)。
健幸塾(9)最新医学で分かった「新健康常識」
「自然の音がもたらすリラックス&「癒し」効果は?」
川のせせらぎや鳥のさえずりなどの自然の音に触れ、心がほっとした経験は誰にもあるでしょう。
こうした音のリラックス効果を実際に検証した調査(2017年)があります。
イギリスの研究チームによる調査で、21~34歳の男女17人に自然の環境および人工的な環境で録音された音源を聞いてもらい、脳の活動をMRI(磁気共鳴画像)測定し、自律神経の状態などをとらえました。
すると安静状態での脳の働きである「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」が音の種類によつて変化することを確認しました。
健幸塾(10)最新医学で分かった「新健康常識」
「寝る直前のハミガキは、NG!」
質の良い睡眠に入るためにしてはいけない習慣の1つが、寝る直前におこなうハミガキです。
他院から転医されたばかりの、ある患者様にそれをお話すると・・・
「前の医院では、歯医者さんから勧められましたよ。衛生士さんからも指導されました」とおっしゃいます・・・